『T.R.Y.』 プレミア上映 in 名古屋
2003年 1月 6日 (月)
優しい織田友さんにお声をかけて頂いて、
急遽名古屋プレミアへ行けることに…(^^;;
織田事だと、どうしてこうもフットワーク軽いんだ?私ってやつは…(爆)
坂上Pとの遭遇! 午前中はバイトがあったため、昼間のラジオ公開録音には参加できず。 昼過ぎに新幹線で 仙台を発ち、18:00頃に会場の愛知県中小企業センターへ到着。 織田友さんたちと合流。 開場の18:30を待たずに開けられる。 席を確かめ(今回私は2列目のど真ん中)、質問状を 書いて提出し、会場内に置いてある『T.R.Y.』チラシをとりあえず複数枚GETしたりして 人のごった返すロビーをウロウロしていると…。 |
CDと一緒に置いてあった、『T.R.Y.』の二つ折りチラシ
織田友さんがなんと、東映の坂上さん(15年前に織田さんを起用したプロデューサーの方) らしき人を発見! どなたか関係者の方とロビーの片隅でしゃべっているのですが、 誰も気付かない様子で…。 織田友さんと二人で勇気を出して近付き、 私 「あの〜失礼ですが、坂上さんですか?」 坂上さん 「?はい…。」 私 「!!(なんて言おう…?) え〜と…私、織田さんのファンなんですが… …握手して下さい!(爆)」 この突飛で無礼な申し出に、坂上さんは快く握手してくださいました。 あったかくて大きな手♪ それだけでも満足だったのですが、「どこからいらしたんですか?」と聞かれたり、 『T.R.Y.』の感想を言ったりしてるうちに、なんとなく話し込んでしまい…。 寛容で優しげな坂上さんは、10分以上いろんな貴重なお話をしてくれました。 「今回ヒロイン役の二人(黒木瞳さんとヤン・ローシー)とは、 もっと織田君のファンがヤキモキするようなシーンも作りたかった」だとか、 「織田君は撮影中(役に入り込んで)ほとんどスタッフと一緒に食事に行かないから、 そういう意味では付き合い悪いのに、それで織田君を嫌うような人が出てこないのは 彼の仕事に対する真面目さや人柄からだ」等々…。 全部覚えてないのが残念なのですが…(T.T) 特にお伝えしたいのは、 「これだけの費用と『織田裕二』を投入して、皆が望んでいる作品が作れたのかが心配。 今、皆が望んでいる織田裕二のキャラクターは何なのか? (最初、織田裕二にペテン師役をやらせてもよいのか悩んだそう)など、 みんなの反応、特に若い人の意見が聞きたい」と言われていたことです。 『T.R.Y.』を見た感想をお教えすることと宣伝することを約束し、名刺を頂いて別れたのでした。 お忙しいところ、ありがとうございました!m(_ _)m>坂上さん さぁ、『T.R.Y.』を見ての率直な感想、織田さんに期待するキャラクター等、 会議室ではなく現場の声(笑)を届けてあげましょう♪ 東映さん、応援しちゃうよっ! ちなみに坂上さんはこの後、織田さんと一緒に食事に行かれる予定だと言ってました。 織田さん、ひつまぶし食べたのかな〜〜?(笑) 織田さんの『T.R.Y.』話 (何度も同じ事、大変ね…(^^;;) 開演時間の19:00ピッタリに開始。 司会のお姉さんが出てきて挨拶した後、織田さんのご登場♪ ペールグレーのシャツに濃グレーのネクタイとスーツ。 今回のプレミア舞台挨拶はグレー系でまとめてるんですね。 この会場はホントにせまくて、一列目からステージまで2mもない。 ホント近かった…。 織田 「こんばんは! 久しぶりに名古屋に来て、 さっきまでそこ(舞台袖)にいたんですけど、なんか静かだな〜と…(笑) でも、出た途端に暖かい声援、ありがとうございました!」 司会の方とつかみ(?)のトークを。 織田 「昨日は札幌でプロモーションやってたんですけど、夜中、風がうるさくて寝れなくて。 6:00ぐらいに起きる予定になってたんですけど、結局寝ずにそのまま朝が来て…。 空港行ったら雪で、今日行けないかもしれないって。 で、名古屋着いたまではよかったんだけど、今度は高速道路が通行止めで、 最初の生放送に間に合わないかもって…。 下(の道路)をドライバーの方が、ドリフトしながら運転してくれたんですけど… 一瞬ビビりましたね(^^;; ようやくここへ来れて、ホッとしてます(笑)」 ここで用意された椅子に、織田さんと司会の方が座る。 司会のお姉さんの足が床に届かないのに、織田さんは悠々と着地してました。 あらためて、足なが〜い!(*^^*) 『T.R.Y.』関連のお話はいつもどおり(爆) 3年前に話をもらって、原作読んだらおもしろかったけど、金がかかるのが心配だったと。 織田 「ちょうどそこにチャイナドレスの方もいらっしゃいますけど (と、最前列の織田友さんを指して)、いろんな国の人が混じってるんで、 100年前の衣装代だけでいくらになるんだぁー!?って。 スイマセン、せこいプロデューサーみたいで…(^^;)ゞ」 衣装に関しては、100年前に地球上にあったものなら何使ってもいいと言われたが、 制約がなくてかえって困ったという話も。 司会 「フィルムスタジオがすごい規模だと聞いたのですが。」 織田 「小さな街です。切れ目が見えない。 例えば、建物の前に川があるとするじゃないですか。 日本だと、建物の前っていったらすぐそこらへんですけど、 あっちは、まず建物の前に歩道、それも車道2〜3車線分あるんですね。 これ車道じゃないんですか?って聞くと、いや歩道。 誰が何と言おうと歩道だと(笑) その向こう側に川があるんです。 アジトなんかも普通小さいとこ想像するのに、 すんごいデカい小屋で。 そこを美術さんたちが空間を埋めていくのが、 やりがいはあるんだけど大変だったんじゃないかと…。」 司会 「北京語がかなり難しかったんじゃないですか?」 織田 「これから北京語習いたいと思ってる方、います?」 …と、会場のあちこちで手が上がる。 織田 「挫折しないでください。 僕は挫折しました(笑) 英語習う方が100倍ラク! 日本語だと、『なんでやねん』とか『なんとかだぎゃ〜』というのも、 アクセント変わっても通じるじゃないですか。(<かなり怪しい関西弁と名古屋弁!) それが、訛ってるとかのレベルじゃなく、通じなくなる。 例えば、『これから映画楽しんで下さい』というのが、もしかしたら 『外は大雪だよ』になっちゃうぐらい。」 織田 「七ヵ国語しゃべってるんですけど、音消されちゃったのもあって、 アレ?みたいな(笑) 覚えちゃったよーって。」 司会 「主題歌の『We can be Heroes』は日中韓の合作だとか?」 織田 「映画と同じように、主題歌も日中韓合同で作ろうってことになったんですね。 で、作ったはいいけど、個性強くて大変だな〜と(笑) うまくつながらなくて、もう一回自分のメロディー作り直して、 レコーディングし直したといういきさつがあったり。」 織田 「『We can be Heroes』は『誰もがヒーローになれる』ということ。 みんな、友達いらっしゃいますよね?(と、会場に問う) そしたら、ちょっとしたことでも友達に対してヒーローになった瞬間って あると思うんですよね。 助けたり、助けられたり。 自分じゃ気付いてないかもしれないけど、ヒーローになってんじゃないの?って。」 司会 「前向きな曲ですよねぇ。」 織田 「思い切り前向きな曲です。 けど、カップリングの『T.R.Y.』は全然違います(笑) これは一人で聞いて欲しい(^^;;」 プレミア舞台挨拶恒例(?)質問コーナー 司会の方が「最初は、3列目の○○さん。」というと、手の上がった方向を見て織田さんが 「2列目じゃないですか?」と。 実はこの会場、席が前から順に『い・ろ・は・・・』と 並んでるのです。 『ろ』を『3』と間違えたんですね。 観客が「ろ!!」と口々に叫ぶと、 司会の方もそれに気付いて「あ、『ろ』です(笑)」と訂正。 すると織田さん、 織田 「(おどけて)しっかりしてもらわないと困るよ、君!」 (<織田さんに突っ込まれるとは…/爆) で、その『ろ』の方は緊張して質問を忘れちゃったというので、 織田さんが代わりに質問状を読む。 質問1 『もし織田裕二さん自身が100年前の上海で生まれ育っていたら、 どんな生き方をしてると思いますか?』 織田 「(悩みながら)今、僕は日本に生まれ育って恵まれてるなと思うんですが… 上海に生まれてたら生まれてたで…たぶん…楽しかったと思います。(爆) 場所とかカンケーないですよね。 どこで生まれようが、本人がどう生きたいかだと僕は思うんで…。」 質問者 「頑張ってください。」(…としか言いようがなく/笑) 織田 「あ、はい。 …ごめんね(^^;;」(<めちゃくちゃカワイイー!!!(>_<) 質問2 『ずばり、アカデミー賞狙いですか?』 織田 「それは…(笑) もらえりゃ嬉しいですよね。 とれるかどうか、この後チェックして下さい。 あとは祈っといて下さい。 とりあえず頑張りましたんで…。」 質問3 『一人何回ぐらい見たらいいですか?』 織田 「この作品をですか? 何回ぐらい見られる予定ですか?」 質問者 「あなたの意見に従います。」 織田 「(笑いながら)じゃ、この映画が終わるまで毎日! …そりゃ辛いですか?」 質問者 「行きます!」 織田 「行きますか!? 素晴らしい人ですね〜。 ありがとうございます。」 質問者 「大好きです!!」(<か〜なり舞い上がってます…(^^;;) 司会 「コクってしまいましたねー(笑)」 織田 「嬉しいですねぇ(笑) 他にも毎日見てもいいという方、います?」 「ハーーーイ!」と次々に手が上がる。 織田 「あ、スイマセン、この会場借り切ってもらってもいいですか?(笑)」(ゴキゲンな織田さん♪) ラストメッセージ 某企業さんからの花束贈呈で、超ミニスカのお姉さんが織田さんに花束を渡す。 いつものように握手(笑) 最後に織田さんから一言。 織田 「名古屋の映画ファンの方は難しいということをよく聞きます。 名古屋でヒットすれば、日本でヒットは間違いないと言われてるそうです。 この映画、僕はヒットさせたいです! それは名古屋の皆さんにかかっていると、勝手に思ってます。 この映画がダメだった時は、僕は名古屋になかなか来れません(笑) またニコニコして名古屋に来たいので、ぜひ皆さんの力で、この映画を育てて下さい!」 そして、たくさんの声援・拍手を浴びて、織田さん笑顔で退場。 この後の本編上映はもちろんおもしろかったのですが、会場の音響がよくなくて 音が割れたりしていたのが残念です。 それにエアコンが入ってないようで、 途中から寒かった!(>_<) そんなにお金ないのぉ〜〜〜?(爆) |
今回は入場時ではなく、帰りに出口の所で記念品のプレスシートと
化粧品サンプルが配られていたのですが、すごい混雑!
プレスシートなんかはみんなバーゲンのように取り合い、
複数枚つかんでいく非常識な人も多数。
ハッキリ言って見苦しかったです。
マナーは守りましょう(--;)
織田さんもそんな光景を見たらきっと呆れるよ…。
(…っていうか、入場時に渡しとけばこんなことにはならなかったろうに(^^;;)